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平成22年度北海道女将の会研修会開催

日時:平成22年11月9日(火)

 

◆研修視察 【原子力PRセンター『とまりん館』】 古宇郡泊村
  【荒井記念美術館】 岩内郡岩内町
  【木田金次郎美術館】 岩内郡岩内町
◆宿泊・懇親会 【いわない高原ホテル】 岩内郡岩内町




平成22年度研修会を11月9日(火)に開催致しました。 今年度は、岩内町近郊の視察ということで、原子力PRセンターと美術館を見学し、北海道観光の周知に役立つ情報を得ることを目的として研修を致しました。

 

当日はあいにくの雨模様でしたが、最初の視察箇所【原子力PRセンター『とまりん館』】につく頃は雨も上がり空も徐々に明るくなりました。

 

『とまりん館』は、泊発電所の仕組みが実物大の模型などで理解できる「原子力展示」や、科学の不思議が遊びながら体験できる「科学展示」、また西積丹の歴史や自然がひと目で学べる「地域展示」などがあり、北海道の電気の約4割を担う原子力発電の安全性、経済性などを学んできました。また、西積丹には、約5千年前より縄文人が生活していたことがわかる遺跡が発見され、縄文土器の出土品の多さにはびっくりさせられました。

 

次に見学した【荒井記念美術館】は、宿泊先の【いわない高原ホテル】敷地内にあり、20世紀最大の芸術家といわれるピカソの版画作品「貧しい食事」、「つないだ手」、「女の顔」など267点が所蔵されている『ピカソ美術館』、また2号館には、現在の共和町で生まれた西村計雄の作品を展示している『西村計雄美術館』、『生まれ出づる悩み美術館』には、道内の画家たちが、木田金次郎をモデルにした有島武郎の小説「生まれ出づる悩み」の読後感、あるいは木田金次郎や有島武郎の人となりを感じたままに描きあげたという作品が展示されておりました。

 

【木田金次郎美術館】は、明朝に見学予定なので、休憩後、懇親会場に移動しました。 懇親会に入る前に、北海道新聞の方から、当会について、道内観光などについての取材があり、女将たちの写真付きで翌日の新聞に掲載されました。 懇親会では、近況報告や見学してきた感想などを話しながら、岩内近郊で獲れた魚介を頂き、時間も忘れ楽しみました。 【いわない高原ホテル】の部屋からは、岩内港を眼下に見渡せ、好天とまでは行きませんでしたが、曇り空の下、港の対面には泊村、隣の共和町も見ることができ、夜景も中々見事なものでした。

 

翌日の【木田金次郎美術館】は、有島武郎の小説「生まれ出づる悩み」に描かれている木田金次郎、また、漁師として、画家として故郷岩内を離れることなく精力的な創作を続けた木田金次郎の生涯に感動しながら作品を拝見致しました。

 

今後も、北海道の女将として北海道観光をご案内するのもおもてなしと考え、日常業務とともに切磋琢磨してまいりたいと思います。


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