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平成23年度北海道女将の会研修会開催

日時:平成23年10月18日(火)

 

◆研修視察 【オホーツク流氷館】 網走市
  【北海道立北方民族博物館】 網走市
◆懇談会・懇親会 【ホテル網走湖荘】 網走市



平成23年度研修会を10月18日(火)に開催致しました。

今年度は、北海道観光の周知に役立つ情報を得ることを目的として、網走市内の【オホーツク流氷館】・【北海道立北方民族博物館】を視察見学し、終了後には「網走市の観光」について、元北海道ホテル旅館生活衛生同業組合理事長であり、ホテル網走湖荘の代表取締役社長 浅利清一様よりお話をお聞きしました。

オホーツク流氷館
(マイナス15度の体験室)
タオルを振り回すと凍って固まってしまいました

北方民族博物館
(ロビーにあるマンモス像)館内に入るとマンモスが出迎えてくれます
ホテル網走湖荘
(懇親会)懇談後に参加者全員で撮影

 

◇ 最初の視察箇所【オホーツク流氷館】は、網走湖、能取湖、涛沸湖、藻琴湖、オホーツク海を挟んで知床半島の山並みまで見渡せる、天都山のいただきに上がりました。天都山は、標高207mながら壮大なパノラマを360度楽しめることから、1938年(昭和13年)に国の文化財「名勝」に指定されております。 オホーツク海の流氷は、アムール川からオホーツク海に流れ込む塩分の濃度により海面が凍り、知床半島によってオホーツク海沿岸に流氷となって留まり着くと説明を受けました。 館内には、本物の流氷に直接触れることもできるマイナス15度の体験室があり、北海道内でもなかなか経験することのない体感温度を震えながら楽しみました。また、フウセンウオ、ナメダンゴ、流氷の天使と呼ばれているクリオネなどの冬の海でしか見られない不思議ないきものが展示されており、オホーツクへの観光コースには、是非お勧めしたい施設です。

 

◇ 次に見学した【北海道立北方民族博物館】は、東はグリーンランドのイヌエット(エスキモー)から、西はスカンディナビアのサミ(ラップ)まで、広く北方の諸民族の文化を紹介する博物館でした。 オホーツク沿岸では、6〜13世紀にかけて海獣狩猟や漁労を生業としたオホーツク文化の人びとが栄え、網走市モヨロ貝塚出土資料のほか、さまざまな遺物が展示されておりました。北海道に住んでいたアイヌ文化以外の北方民族文化に触れ、新たな知識を得るなど意義深い研修になりました。

 

◇ 視察を終了し、宿泊先である「ホテル網走湖荘」に着き、懇談会に入りました。 懇談会は、当組合の元理事長である浅利清一様より下記のようなお話がありました。   「昭和60年度から平成8年度の12年に亘り当組合理事長を務めました。その中での忘れられないのが、『特別地方消費税の撤廃』を果たしたことが一番の思い出です。バブルがはじけ、団体旅行から個人旅行に変わり、国内旅行から海外旅行に変わるなどの変化に最近やっと対応して来た矢先の今回の大震災です。大変な世の中になったと思いました。」などのお話の後、網走市の観光施設の利用状況や入込数及び宿泊客数の変動について意味深いお話をお聞きしました。

 

◇ 懇親会は、暫くぶりに会う女将達も多く、和気藹々と穏やかな中で進められました。   食事は、網走湖で取れた蜆を使った『蜆釜飯』、同じく白魚の小鉢、毛蟹、網走和牛ステーキなどをいただきました。また、網走の組合から頂戴した地ビールもお料理と一緒に味わい、楽しいおしゃべりがはずみ、時間の限りを忘れるほど懇親を深めることができました。

 

◇ 今後も、北海道の女将として北海道観光のご案内を含めたお客様のおもてなしを考えて参りますとともに、会員相互に情報発信しながら会の向上を図ってまいりたいと思っております。  


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